【グッドデザイン11】「震災後のサービス提供に対して高い評価」大賞のホンダインターナビ

自動車 ビジネス 国内マーケット
ホンダHDDインターナビシステム+リンクアップフリー
ホンダHDDインターナビシステム+リンクアップフリー 全 8 枚 拡大写真

ホンダのカーナビゲーションシステムによる情報提供サービス「インターナビ」が、2011年グッドデザイン大賞を受賞した。

【画像全8枚】

インターナビが最終候補に残った審査団の選出理由は「会員の走行データを活用した最適ルート案内を2003年からホンダ独自の双方向通信型『インターナビ』として実施していた、その通行実績情報が東日本大震災の翌日から威力を発揮したことは記憶に新しい」。

「ホンダは情報の正確さを求め、前日の24時間以内の情報のみを毎朝10時に更新するなど被災地に向かう人々へ提供し共有を続けました。その後、自動車各社もこれに追従し、情報を提供し始めます。独自に進めていた双方向通信型カーナビによる通行実績情報が大震災時に応用できると誰が予測したでしょうか。この実績をもとに世界の震災時に役立てられるように展開して頂きたい」などとした。

また審査団は「企業努力と震災後のサービス提供に対して、担当した審査委員一同は最も高い評価をしました」としている。

2011年のグッドデザイン賞には、3162件の応募があった。そのうち、1112件がグッドデザイン賞を受賞、大賞候補として6件が残った。

大賞の選出方法は、グッドデザイン賞審査委員、グッドデザイン賞受賞者、および受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2011」来場者による投票を実施するというもの。得票総数が最多であったインターナビが大賞に選出された。

《土屋篤司》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  5. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る