飲酒運転車に同乗の副署長、懲戒免職処分に

自動車 社会 社会

今年10月、新潟県長岡市内で酒気帯び状態の知人が運転するクルマに同乗していた56歳の警視(当時は見附署の副署長職)について、新潟県警は11日、道路交通法違反(酒気帯び運転同乗)容疑で書類送検するとともに、懲戒免職処分を実施した。

新潟県警・監察官室によると、元警視は2011年10月16日の午前1時55分ごろ、長岡市中興野付近の国道8号で、酒気帯び状態だった48歳の女が運転する軽乗用車に同乗。女の飲酒運転を容認していた疑いがもたれている。

女は道交法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕。交通機動隊員が同乗していた男に事情を聞こうとしたところ、当時は見附署の副署長職にあった元警視と判明した。

元警視は前日夕方から見附署幹部らによる親睦会に参加。その後、逮捕された女が経営するスナックに向い、一緒に酒を飲んでいたという。運転の依頼は元警視が行っていたこともわかった。

このため警察では「元警視の責任は重い」と判断。11日までに道交法違反容疑で書類送検するとともに、同日付で懲戒免職処分も実施。見附署の署長についても監督責任を問い、本部長訓戒処分としている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ポルシェデザインのタワマンは最高72億5000万円、アジア初バンコクの物件が日本発売へ
  2. 劇的に流麗! アウディ『Q3スポーツバック』新型に備えよ
  3. 元世界王者レイニー、34年ぶりのラグナセカを特別なヤマハ『XSR900 GP』で駆け抜ける
  4. ルノー、新型SUV『ボレアル』発表…世界70か国以上に投入へ
  5. 新型マツダ『CX-5』発表に「先代よりマッチョ」「今風になった」など反響! 注目はサイズとインテリア
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る