BASFコーティングスジャパンが開催した「ベストペインターコンテスト2011」の決勝大会。2013年にフランスで開催予定の世界大会出場者として、関西ブロック代表の菅原健二選手(新和自動車)が選ばれた。
18日・19日の2日間の日程で開催された同コンテストでは、日本全国の地区予選を勝ち抜いた8名が参加。中部ブロック代表の熊澤崇選手(オートサービス中北)が日本チャンピオンを獲得。菅原選手はチャンピオンに継ぐ成績をおさめた。
菅原選手が世界大会が行われるフランスへのチケットを手にしたのは、ベストペインターコンテスト世界大会では30歳以下との年齢制限があるため、日本チャンピオンの熊澤選手も「日本代表としてがんばってほしい」とエールを贈った。
菅原選手は「日本ではチャンピオンをとれませんでしたが、世界ではチャンピオンをとりたい。今大会では、仕事でなかなか練習を出来ない中、こんな賞をいただけてうれしい。日本代表としてがんばりたいです」とコメントした。
今回の日本大会には、ベストペインターコンテスト世界大会の責任者、BASFコーティングスS.A.Sのロニー・レイメーカー氏が来日して審査を担当。レイメーカー氏は「永塚さんの世界大会優勝に続き、日本代表の挑戦は2回目となりますが、世界の代表者たちも日本の代表に負けてなるものかと、がんばってくるかと思います。ぜひ万全の準備を続けていただきたい」とコメント。
日本大会については「ベストペインターコンテストを運用する国はまだそれほど多くありませんが、日本大会はプロフェッショナルな大会になってきていると確信しています。日本代表の菅原選手とは、またフランスでお会いするのを楽しみにしています」と述べた。