全体相場は5日続落。手がかり材料が見当たらない中、欧州債務問題やユーロ安に対する警戒感が根強く、週末要因からも様子見気分が支配的。年初来安値圏の一部銘柄には買い戻しも入ったが、アジア株安が響き膠着状態が続いた。
平均株価は前日比5円17銭安の8160円1銭と小幅安ながら、連日で年初来安値を更新した。
1ユーロ=102円台とユーロ安が進んだが、自動車株は総じて堅調な動きとなった。トヨタ自動車が値ごろ感からの買い戻しが入り、37円高の2413円と反発。ホンダも25円高の25円高の2221円と反発した。
日野自動車、三菱自動車、マツダが反発し、スズキが続伸。富士重工もしっかり。
こうした中、日産自動車が1円安の656円と小幅ながら続落。いすゞ、ダイハツ工業がさえない。