ヤナセ通期決算…新車・中古車利益率アップ

自動車 ビジネス 企業動向

ヤナセが発表した2011年9月期連結決算は、経常利益が前年同期比44.9%増の29億3000万円と増益となった。

新車販売台数はメルセデスベンツやフォルクスワーゲンの低迷で同0.6%減の2万4655台と微減だった。中古車販売は同0.6%増の2万2152台と堅調に推移した。

売上高は同2.8%減の2759億5300万円と減収となった。台当たり平均単価の下落や新車販売減速に伴う整備台数の減少が響いた。

収益では新車・中古車部門の利益率向上に向けた取り組みや全社的なコスト削減効果で営業利益が同17.1%増の63億6200万円と増益だった。最終利益も同471.0%増の13億2600万円となった。

一方、財務面では、前期に引き続き債権の早期回収や在庫の適正化などキャッシュフロー重視経営の徹底に取り組み、連結有利子負債を67億円圧縮し、連結自己資本比率を1.1ポイント高めた。特に連結有利子負債は、2001年9月期の1801億円が前期末には772億円と、1000億円圧縮した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「日本カー・オブ・ザ・イヤー」10ベストカーが10月30日発表へ、ノミネート車35台をチェック!
  2. 「無限仕様カッコいいやん」ホンダ『ヴェゼルRS』無限パーツ登場、SNSではデザインと価格に注目
  3. 免許不要で歩道走行可能な新型4輪モビリティ、全幅59cmの「CURIO Q1」初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. 米トヨタ、新世代オーディオマルチメディアシステム発表…『RAV4』新型から搭載へ
  5. 【スズキ クロスビー 改良新型】「革の表現」にもこだわりあり、「チルタイムを満喫できる」インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る