スマートフォンを車載ディスプレイで遠隔操作…トヨタ iQ に設定

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「MirrorLink」対応ディスプレイ・オーディオ「Toyota Touch Life」
「MirrorLink」対応ディスプレイ・オーディオ「Toyota Touch Life」 全 6 枚 拡大写真

パナソニックのオートモーティブシステムズは、トヨタ・モーター・ヨーロッパ(TME)の『iQ』向け純正オプションとして世界初となるミラーリンク対応ディスプレイ・オーディオを納入したと発表した。

新商品は、欧州市場向けiQに「トヨタ・タッチ・ライフ」の商品名でディーラーオプション品として搭載される。AM/FMラジオにワイドVGAの7v型カラーTFTディスプレイを搭載し、ミラーリンク対応スマートフォンアプリや『iPhone』アプリを車載器側ディスプレイに表示し、車載器側タッチパネルでスマートフォンアプリの遠隔操作が可能な、2DINサイズのディスプレイ・オーディオ。

スマートフォンの利便性と安全運転を考慮した地図表示やナビゲーション機能、音楽プレーヤーなど、カー・コネクティビティ・コンソーシアムが業界標準として推進する「ミラーリンク」に対応したアプリケーションを、車載器側ディスプレイにも複製表示し、車載器側からスマートフォンアプリを遠隔操作できる。

ミラーリンクにはSymbian Belle OSを搭載したノキアのスマートフォンが対応しており、ノキア・カー・モード・アプリをダウンロードしてトヨタ・タッチ・ライフ車載機に接続することで、シームレスに表示操作することができ、電話、ナビゲーション、音楽プレーヤーの各機能を容易に使うことができる。安全性に配慮して、簡単操作グラフィカルユーザーインターフェースは、車の運転中に、最も本質的で運転の妨げにならない機能だけを使用可能とする。

また、iPhone利用者にもミラーリンクの技術とは異なる独自プロトコルインターフェイスにより、インターネットラジオやソーシャルメディア、ナビゲーションなどのiPhoneアプリを車載機側にディスプレイ表示し、利用できる。

パナソニックでは今後、スマートフォンと連携した商品の企画・開発をグローバルに展開していく方針だ。

《レスポンス編集部》

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