【新聞ウォッチ】東京モーターショー報道公開、話題の主役はやはり…

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東京モーターショー11 スズキブース
東京モーターショー11 スズキブース 全 3 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

【画像全3枚】

2011年12月1日付

●日米欧ドル協調供給、6中央銀、欧州危機に対応(読売・1面)

●車を超える「クルマ」東京モーターショー(読売・8面)

●ヒットの兆し:低価格も魅力、第3のエコカー、ミライース79万5000円から(読売・13面)

●東芝、3工場閉鎖へ、半導体事業を集約(朝日・9面)

●NY株一時430ドル急騰(毎日・1面)

●「負けると思って相撲は取らない」対VWでスズキ会長(産経・12面)

●スズキ、経常益1.5倍目標、15年3月期、小型ディーゼル開発へ(日経・11面)

ひとくちコメント

12月3日から東京ビッグサイト(東京都江東区)で一般公開される「東京モーターショー」。開幕前に報道陣に事前公開されたが、きょうの各紙には24年ぶりに東京都内で開催する「東京ショー」の見どころなどをそれぞれの視点で取り上げている。

読売はプレスブリーフィングで日産自動車のカルロス・ゴーン社長が「自動車メーカーがクルマづくりにのみ集中する時代は終わりを告げた」と述べたのをヒントに、「量産EVで先行する日産と三菱自動車は、EVの電池を電源にした未来型の住宅を展示。電力需要の少ない夜間などに充電氏、災害時など必要に応じて家庭に供給する生活スタイルを想定する」と紹介。

朝日も「環境重視さらに加速」とのタイトルで、「EVやHVといった環境対応車を中心にアピールし、地盤沈下する『東京ショー』の巻き返しに力を入れている」と取り上げた。

産経は「原点『走る喜び』で勝負」が見出し。日経も「『エコ+楽しさ』競走」をタイトルに、「若者のクルマ離れなどで国内市場の低迷が続く中、潜在需要を掘り起こそうと知恵を絞る」としている。東京も「原点回帰」を強調。存在感を強めている「軽自動車」に焦点を当てている。

プレスブリーフィングでは各社のトップが顔を揃えたが、やはり、スポットライトが当てられたのは、VWとの提携解消をめぐり係争中のスズキの鈴木修会長だった。会場で記者団に「真実はひとつ。負けると思って相撲をとっていない」と語ったことを毎日や産経、東京などが詳細を報じている。

皮肉にもスズキとVWの展示ブースは、通路を挟んで向き合っており、方角によっては真ん中に大きな支柱が両社の仲を割くような亀裂のようにも見える。きょうの毎日と東京がそのアングルの写真を掲載。「ブースは対面、トップ反目」(東京)のタイトルは今回の「東京モーターショー」のこぼれ話としても興味深い。

《福田俊之》

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