【東京モーターショー11】インホイールモーターの実力が分かる合同展示

自動車 ニューモデル モーターショー
シムドライブ・慶應義塾大学電気自動車研究室の合同ブース
シムドライブ・慶應義塾大学電気自動車研究室の合同ブース 全 5 枚 拡大写真

日本のEV(電気自動車)ベンチャーの代表格と言えるシムドライブは、母体となった慶應義塾大学電気自動車研究室との合同展示を、今回の東京モーターショーで特別に設置された「スマートモビリティシティ2011」で行っている。

展示車両は3台。シムドライブの先行開発車事業第1号で、今2011年3月に発表された『SIM-LEI』と、慶大電気自動車研究室が2004年に開発した『エリーカ』、そして今年から実証実験を行っている電動バスだ。

この3台は、シムドライブの社名の由来でもあるインホイールモーター(SIMはシミズ・インホイール・モーターの略)と、リチウムイオン電池などをプラットフォームに内蔵したコンポーネントビルトイン式フレームを用いるという点で共通している。

清水教授が考案したシステムが、実用車から超高性能車、さらにはバスまで、幅広い車種に適応できることが理解できる展示と言えるだろう。ブースにはシムドライブ代表取締役社長で慶大教授の清水浩氏も姿を見せ、来場者からの質問に直接答えていた。

なおシムドライブでは会場内において、先行開発車事業第3号の説明会も行う予定で、12月4日の11〜12時と14〜15時、8日の16〜17時、11日の14〜15時に開催するとしている。事前予約は不要とのことなので、会場で直接問い合わせていただきたい。

《森口将之》

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