均一料金最後で1日乗り放題 阪神高速

自動車 ビジネス 国内マーケット

2012年元日から対距離料金制へと以降する阪神高速が、均一料金最後の1日乗り放題パスを販売中だ。どこから乗っても、どこで降りても、1日何回乗っても1200円だ。

二輪車を含む普通車を対象に、各日先着1000人の限定。12月11日までの土曜と日曜だけ、残り4日間の実施だ。乗り放題は11月26日から実施されている。

08年から始まった乗り放題パスは、年2回ほど実施され、同社広報担当によると「利用されている人は増え続け、最近では定員でいっぱいになることも多い」(同社広報担当)と、関西ではおなじみになっている。

車載器番号と希望日を登録するだけで、申込みもキャンセルも、同社ウェブサイト上でできるため使い勝手もいい。しかし、来年からの対距離料金制以降で、この1日乗り放題パスが続くかどうかは不透明。

「均一料金では神戸と大阪の片道だけで1200円。往復するだけで得になった。しかし、来年も継続するか、取りやめるか。現時点では判断がつかない」(同上)

もともと“走ってもらえば阪神高速の使い勝手もわかってもらえる”という趣旨で実施が始まり、観光シーズンに合わせて実施されたため、高速道路周辺の観光地にも好評だった。それも最後の乗り放題となる可能性がある。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
  3. 三菱『デリカD:5』新型発売、価格は451万円から…SUVとミニバンが融合「三菱らしさ」武器に
  4. ペダル踏み間違えで発生した死亡事故、高齢の被告に実刑判決
  5. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る