【東京モーターショー11】ホンダ インサイト 初代、産学連携でEVに大変身

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NATS(日本自動車大学校)の学生が中心になって開発したEVスポーツプロトタイプ01(東京モーターショー11)
NATS(日本自動車大学校)の学生が中心になって開発したEVスポーツプロトタイプ01(東京モーターショー11) 全 3 枚 拡大写真

NATS(日本自動車大学校)は11月30日、東京モーターショー11において、『EVスポーツプロトタイプ01』を初公開した。自動車大学校や専門学校としては、史上初の東京モーターショー独自出展だ。

千葉県成田市に校舎を構えるNATSは、自動車整備科、カスタマイズ科、モータースポーツ科、自動車研究科の各クラスがあり、卒業生は広く自動車業界で活躍。2010年4月、NATSと横浜ゴムやレカロなどのパーツメーカーは、産学連携事業として、EVの設計と製作に着手した。そして完成したのが、EVスポーツプロトタイプ01だ。

同車は、ホンダのハイブリッド車、初代『インサイト』がベース。しかし、エアロパーツの装着などによりエクステリアは一新されており、「EV=エコ」とは異なるイメージが追求された。

開発は2011年5月にスタート。自動車研究科がプラットフォーム、カスタマイズ科がボディ製作を担当。インサイトをベースにしながらも、プラットホーム、足回り、内装などは、ほぼオリジナルとした。

モーターやバッテリーの性能は公表されていないが、NATSによると最高速は170km/h。一回の充電で、最大120kmを走行できるという。NATSは、「エコでも走りにはこだわりたい」と意気込みを語っている。

《森脇稔》

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