和歌山大学 宇宙教育研究所の「理数が楽しくなる教育」実行委員会は、「第2回 高校生の宇宙教育シンポジウム」を12月18日にキャンパスイノベーションセンター東京にて開催する。
同委員会では、全国の高校生を対象として、理工系の楽しさ・面白さを伝えるために「缶サット甲子園」や「ロケットガール&ボーイ養成講座」など、プロジェクト遂行型の宇宙教育プログラムを毎年実施している。これらは単なる実験や工作ではなく、高度なプロジェクトを達成するためにはどうすればよいか、生徒自身が問題点を発見し仲間と協力して問題解決に挑むものとなっている。参加する高校生はこれらの本格的な「プロジェクト遂行体験」を通じ、技術そのものはもちろん、計画力、問題発見・解決能力、コミュニケーション能力等のプロジェクト遂行力を育成することができるという。
同シンポジウムでは、このような活動に積極的に取り組む高校生自身の声を発信することにより、理工系の楽しさ・面白さを全国の中高生に広く伝える。教育関係者に対しては、各教育プログラムの紹介を通じて、今後の参加を検討してもらう場として、また各プログラムの改善・充実に関する意見交換の場として、交流を深める機会を提供するという。
参加費は無料で、Webサイトからメールにて前日までに申込みとなっている。