【東京モーターショー11】デザイナーが提案するスマートモビリティとは…エコモ

自動車 ニューモデル モーターショー
エコモ(東京モーターショー11)
エコモ(東京モーターショー11) 全 16 枚 拡大写真

西ホールにある「SMART MOBILITY CITY 2011」。そこに洒落た電動スクーターと自転車が展示されている。ecomo(エコモ)のブースがそれだ。

「私は30年間、自動車のデザインに関わってきましたが、車単体のデザインをするだけでは、これからのエネルギーや環境、高齢化問題という課題解決の方策には限界を感じていた。そこで、スマートシティにおけるモビリティづくりに着目して、いかに効率的で心地よい移動を提供するためのデザインを行う会社を立ち上げました」と畑山一郎代表は説明する。

同社はメーカーでも販売会社でもない、ニューモビリティのプロモーションを行う会社だという。現在、千葉県柏市・柿の葉キャンパスで「公・民・学」一緒になった街づくりに参加している。ブースではその2030年の姿をCGムービーで紹介。「世界の未来像をつくる街を会場から国内外に発信します」と畑山代表は話す。

また、同社プロデュースの電動スクーター『EB25』『ES11』と自転車『Touring』を出展。『EB25』と『EC11』はマレーシアで同国初の国産電動スクーターとして発表され、話題を呼んでいる。「環境性能と機能性、コストパフォーマンスを両立させた」という。

一方、自転車『Touring』は韓国製のハイブリッドバイクで、電動原付(電気のみでの自走)、電動アシスト自転車、自転車の3つの走行モードで走れるのが特徴だ。すでに同国内では10万円ほどで販売され、すでに街中を走っているそうだ。

「アジアではいまニューウエーブが起きていて、若い人たちがすばらしい商品をつくりだしている。そういうアジアの人とパートナーを組んで、商品をつくり、日本で展開していこうと考えている。そして、エコモはアジアのセレクトショップ的な機能を果たしていきたい」

畑山代表はアジアも巻き込んだ形で、スマートモビリティシティを提案していこうと考えている。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る