双日、豪タリソンとリチウム関連事業の提携

エコカー EV
加工工場概念図
加工工場概念図 全 2 枚 拡大写真

双日と豪州のタリソン・リチウム・リミテッドは、タリソンが製造する炭酸リチウムの日本向け供給と共同マーケティングで協力することで合意した。

【画像全2枚】

リチウムイオン電池を搭載した電気自動車の普及に伴って、世界的にリチウム化合物の安定供給が求められている。タリソンは自社の高品位リチウム精鉱を加工し、炭酸リチウムを製造する工場の立ち上げを検討・推進している。

鉱石加工工場は、西豪州で炭酸リチウムを年産2万トンの生産能力で、2015年度中に生産開始する予定。

双日はリチウムイオン電池関連材料を幅広く取り扱っており、日本でのリチウム化合物のマーケティング、販売で30年以上の実績を持つ。双日は急速に成長する日本のリチウムイオン電池市場の需要に対応するため、リチウム資源確保を含めた新たなリチウム供給ソースの開発を積極的に進める。

今回両社は、共同でのリチウム化合物の日本向け供給・マーケティングによる相互利益を追求することで、リチウムイオン電池市場の持続的な発展にも寄与できると判断した。今回の合意に基づいて両社は当面1年間を期限とし、協業の可能性を検討する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  5. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る