全体相場は反落。欧州連合(EU)首脳会議の合意内容について大手格付け会社が厳しい評価を示したことを嫌気し、前日の欧米市場が下落。対ドルで円高が進行したことも嫌気され、輸出関連株を中心に売りが先行する展開となった。
アジア市場の軟調な動きも売りを誘い、平均株価は前日比101円1銭安の8552円81銭と反落して引けた。1ユーロ=102円台に円高が進んだことから売り圧力が強まり、自動車株は全面安。
ホンダが71円安の2384円と急反落。スポーツ車市場への再参入を発表したが、市場では無視された格好。日産自動車も7円安の690円と反落し、トヨタ自動車が30円安の2587円と続落した。