【東京モーターショー11】いすゞ D-MAX…ステイタス性あるピックアップトラック

自動車 ニューモデル モーターショー
デザインセンター部長の丸山公顧さん
デザインセンター部長の丸山公顧さん 全 6 枚 拡大写真

いすゞは第42回東京モーターショーに、今年9月にフルモデルチェンジした、トラックの持つ耐久性と、乗用車ユースの利便性を兼ね備えたピックアップトラック『D-MAX』を参考出品した。このモデルはタイを生産拠点に、世界約100か国で活躍するワールドカーである。

そのインテリアは、「乗員をやさしく包み込むということ。それから乗っていて非常に快適で、広い空間を感じるインテリアとなっています」とは、デザインセンター部長の丸山公顧さん。「実際にものすごく広く、座るととてもリッチな感じになります」という。実際この仕様は、電動革シートが装着されている。「装備は全くの乗用車です。トラックのインテリアというよりは、乗用車に負けないかそれ以上のインテリアに仕上げました」。

また一方で、「ヨーロッパのユーロNCAP、オーストラリアのA-NCAPなどでの星の取得を目指しているため、側突対応もしており、そのためにドアがしっかり厚く出来ています。こういったところは乗ってもらえば感じてもらえるでしょう」と安全性が確保されていることも強調した。

「使用国である、タイや南アフリカ、オーストラリアなどでは、レギュラーキャブの商用車と、エクステンデットキャブやダブルキャブの4×4の仕様ですと、値段は3倍ほど違い、ステイタス性もあるモデルでもあるのです」と述べた。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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