スズキのインドネシアの二輪車、四輪車の製造販売子会社スズキ・インドモービル・モーターはインドネシア向けの新型スクーター『nex(ネックス)』を12月15日に発表した。
スズキは、低燃費モデルが伸長しているスクーターカテゴリーの商品力の強化と、シェア向上のための戦略モデルとしてnexをインドネシア市場に投入する。
nexは「低燃費、軽量、コンパクト、乗りやすさ」を開発コンセプトに、スタイリングを重視して開発した。新開発110ccエンジンは燃焼の改善や摩擦抵抗の低減、軽量化を徹底することで燃費を向上した。
インドネシアの二輪車市場は、経済発展を背景に増加傾向にあり、2009年度に630万台だった販売台数が2010年度では770万台と、ASEANでは最大、世界でも中国、インドに次ぐ第3位の市場規模となっている。