ホンダ伊東社長、EVスポーツ市販の可能性を示唆…ビート再来か

モータースポーツ/エンタメ 出版物
ホンダEV-STER(東京モーターショー11)
ホンダEV-STER(東京モーターショー11) 全 3 枚 拡大写真

ホンダが、東京モーターショー11でワールドプレミアした小型EVスポーツコンセプトカー、『EV-STER』。『ビート』の再来か、と注目を集めた同車が市販される可能性が出てきた。

これは14日、ドイツの自動車メディア、『auto motor und sport』が報じたもの。同メディアのインタビューに応じたホンダの伊東孝紳社長は、EV‐STERのような小型オープンスポーツカーの市販の可能性を示唆したという。

EV‐STERは、軽自動車枠を若干超える小型ボディのほぼ中央にモーターを搭載。そして、後輪を駆動するEVスポーツカーだ。二次電池は蓄電容量10kWhのリチウムイオンバッテリーで、最高速は160km/h、1回の充電での最大航続距離は約160km。充電時間は、200Vソケットなら3時間以下で済む。

このEV-STERが市販されるとすれば、非常に興味深いニュース。伊東社長は同メディアに対して、「市販するならEVバージョンだけでなく、ガソリン仕様も用意するつもりだ」と明かしたとのこと。

果たしてEV‐STERは、1990年代に一世を風靡したミッドシップの軽自動車スポーツ、ビートの再来として現実になるのか。同メディアは、「早ければ2012年内に市販される可能性がある」とレポートしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  2. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  3. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
  5. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る