UDトラックスは20日、大型トラックのパワーステアリング高圧側ホースに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2010年3月5日~2011年8月8日に製作された4902台。
パワーステアリング高圧側ホースの固定方法が不適切なため、ホースが損傷してパワステオイルが漏れ、ハンドルの操作力が増大するおそれがある。
全車両、パワーステアリング高圧側ホース固定部のクリップを取り外し、パワーステアリング高圧側ホース、アイボルト、ガスケットを新品と交換し、位置決め治具を使用してホースを固定するとともにパワステ低圧側パイプを対策品と交換する。
不具合発生件数は32件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。