三菱自動車が22日発表した11月の生産・国内販売・輸出実績によると、タイの洪水による操業停止などの影響で、総生産台数は前年同月比16.0%減の8万7209台と大幅マイナス。5か月連続で前年を下回った。
国内生産は、輸出の低迷から同11.9%減の5万1052台と、5か月連続でマイナス。輸出は同25.0%減の3万2424台と、4か月連続で落ち込んだ。北米向けが同41.7%増と好調だったが、アジア向けは同73.4%減、欧州向けは同16.5%減と不振だった。
海外生産は、同21.2%減の3万6157台と、2か月連続のマイナスとなった。
一方、国内販売は、同5.5%減の1万1455台と2か月ぶりのマイナスとなった。『デリカD:5』や『デリカD:2』は好調をキープしたが、軽自動車主力の『eKワゴン』が大きく台数を落とした。