【トヨタ アクア 発表】 “eco FUN”がデザインテーマ

自動車 ニューモデル 新型車
アクア
アクア 全 6 枚 拡大写真

トヨタ自動車は26日、楽しさと世界トップクラスの低燃費を併せ持つ、コンパクトクラスのハイブリッドカー、『アクア』の販売を開始した。

製品企画本部チーフエンジニアの小木曽聡氏は、初代『プリウス』を皮切りに、様々なハイブリッドカーの開発に携わってきた。また、未来を少しでも良い方向へ変えたいという思いで、自動車メーカーとしてできることを常に考え、実行してきたという。

そしてアクアについて、「ハイブリッドカーにおける新しい領域への挑戦です。トヨタ初のコンパクトハイブリッドを提供することで、ハイブリッドカーをどれだけ身近なものにできるかということなのです。つまり、未来のスタンダードとなる、次の10年を見据えたコンパクトカーとして開発しました」と述懐する。

デザインは、「エコカーを前向きにアクティブに使う時代にふさわしく、先進機能を楽しく大胆にデザインする“eco FUN”がテーマです」(小木曽氏)。

エクステリアは、「コンパクトで張りのある凝縮感と、きびきびとした走りを感じさせるデザイン」とし、インテリアは、「アイコニックでユニークなデザインに、アクセントカラーを効かせた、毎日を生き生きと彩るデザインを実現しました。まさに、先進性を楽しさで包むようなデザインとなっているのが特徴」とする。

さらに、徹底的に煮詰めたというパッケージに関しては、「前席はもちろん後席もゆとりの居住性を実現しています。低くスタイリッシュなデザインながらも、様々な工夫を凝らし、ヘッドクリアランスもしっかり確保しました」。

また、荷室空間も妥協せず、容量305リットルとクラストップレベルのラゲッジスペースを実現。「長く乗ってもらえるよう、生活の変化に対応できる広いラゲッジスペースとなっています」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 水平対向8気筒エンジン搭載バイクが登場…5月の二輪車まとめ
  2. デリカ『D:6』が登場⁉ 三菱 D:5 がフルモデルチェンジへ…5月の新型車スクープまとめ
  3. スズキ『カプチーノ』復活! 新型スポーツカー情報
  4. AT車も大幅出力アップ…ブリッツから『ジムニー』用・専用ECU付きボルトオンターボシステムが登場
  5. 昭和のクルマがぎっしり! 異空間が新潟にあった…KYOWAクラシックカー&ライフステーション
  6. BMWが「iDrive」システムを改良…今夏から欧州で
  7. 日産、新型ミニバン『タウンスター・エバリア』を欧州で発表…5月の新型車まとめ
  8. スバル『BRZ』現行モデルが生産終了、新型登場かマイナーチェンジか
  9. 2択アンケート「160万円で買うなら、新車の軽? 中古の普通車?」【クルマら部 車論調査】
  10. ジープの新型EV『ワゴニアS』、オフロード仕様を提案…「トレイルホーク」発表
ランキングをもっと見る