【シボレー ソニック 試乗】小さいアメリカ車…松下宏

試乗記 輸入車
シボレー・ソニック
シボレー・ソニック 全 6 枚 拡大写真

『ソニック』はシボレーブランドの新しいコンパクトカーで、GMが世界の開発拠点の総合力を結集して開発し、新興国から先進国まで世界中で販売される。日本へは韓国GM製のクルマが輸入され、GM日本では今どきのアメリカ車はコレ! といった感じでアピールしている。

【画像全6枚】

デザインはけっこう個性的で、外観はレンズカバーのないヘッドライトがワイルドな感じの存在感を表現する。インテリア回りはほかのどのクルマにも似ていないもので、相当に個性的にまとめられている。

1.6リットルエンジンの走りはそれなりの力強さを示す。アクセルワークに対して素直な反応を示して加速していく。ただ、中低速域ではその力強さが燃費の悪さにつながっている部分もあるようで、カタログ上の燃費データはJC08モードで10.5km/リットルだから、今どきのクルマとしては相当に悪い。

それでも6速ATの6速ギアがかなり高めの設定になっていて、100km/hでのクルージングでのエンジン回転数は2200回転ほどだったから、高速道路を巡航したときの燃費はけっこう良さそうだ。

足回りはヨーロッパ仕様と同じとのこと。けっこうしっかりした感じで硬めの乗り心地は好感が持てる。日本のユーザーは柔らかめの足回りを好む傾向が強いが、これくらいの足回りが普通になると良いと思う。

1.6リットルの輸入車で189万円/199万円(アルミホイールが標準となる)の価格設定はかなり手頃な印象を与える。純粋なヨーロッパ車がこの価格ならけっこう売れるのだろうが、GMのコンパクトカーがどれだけ浸透できるかは未知数。

これまでは『カマロ』や『コルベット』など、大柄なアメリカ車らしいアメリカ車を中心に販売してきたので、先に発売された『キャプティバ』と合わせ、小さめのクルマがどんな売れ方になるか注目される。

■5つ星評価
パッケージング:★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★

松下宏|自動車評論家
1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者を経てフリーランサーに。税金、保険、諸費用など、クルマとお金に関係する経済的な話に強いことで知られる。ほぼ毎日、ネット上に日記を執筆中。

《松下宏》

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