トヨタ豊田社長、アクア を「昇り竜にしたい」
自動車 ビジネス
国内マーケット

豊田社長はアクアが意味深い理由として「まず日本のモノづくり会社として、久々の世界一の燃費という、日本で造ったものが世界で誇れる商品を出すことができた」とした上で、「何よりもあの車は(子会社である関東自動車工業の)岩手工場で造っている。あの車が売れれば売れるほど、東北の復興のスピードが速まる」と指摘。
さらに「昨年から続いている円高も、あのような車を中心に内需拡大が進めば、日本の生産が増え、販売が増えて雇用が守れれば、石にかじりついてでも(国内生産300万台を死守する)ということにも多少フォローの風になる。是非とも内需拡大に向けて、昇り竜に変えていきたい」と述べた。
《小松哲也》