トラック業界がまとめた2011年の普通トラックの販売台数は、前年比6.8%増の5万3122台と、前年を上回った。
大型トラックが同0.6%増の3万0015台、中型トラックが同16.1%増の2万3107台となった。
トラックの車両価格が上がるポスト新長期規制が導入されるのを前に、中型トラックの駆け込み需要が顕在化。年後半からの震災復興需要もあって、プラスとなった。ただし台数は5万台を超えたレベルで、依然として低い。
ブランド別では日野が同20.9%増の2万0337台で、2年ぶりにシェアトップに返り咲いた。2位のいすゞは前年のレベルが高かった反動もあって、同9.6%減の1万5264台とマイナスだった。
3位は三菱ふそうで同8.1%増の9259台、4位のUDトラックスが同11.0%増の8262台だった。