【デトロイトモーターショー12】トヨタ 86、600psのドリフトマシン登場

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2012年の米国フォーミュラドリフトシリーズに参戦するサイオンFR-S(日本名:トヨタ86)のレーシングカー(デトロイトモーターショー12)
2012年の米国フォーミュラドリフトシリーズに参戦するサイオンFR-S(日本名:トヨタ86)のレーシングカー(デトロイトモーターショー12) 全 10 枚 拡大写真

米国で9日、デトロイトモーターショー12が開幕した。トヨタ自動車の若者向けブランド、サイオンのブースでは、『FR-S』(日本名:トヨタ『86』)の正式発表に合わせて、同車のモンスターレーサーが披露された。

これはサイオンレーシングが、米国で2012年に行われる「フォーミュラドリフト」シリーズに参戦するために開発したFR-Sのレーシングカー。従来の北米専用クーペ、『tC』ベースのマシンから、2012年シーズンはFR-Sに切り替わるのだ。

ベース車両の駆動方式が、FFからFRに変更されただけでも、フォーミュラドリフトでは有利。さらに、FR-Sではトヨタのモータースポーツ活動を20年以上サポートしてきたGReddyが、チューニングを担当した。

FR-Sのレーシングカーは、最大出力600psへフルチューン。大型リアウィングなどのエアロパーツも装備される。室内は内装材や快適装備を取り払い、ロールケージが張り巡らされたスパルタンな空間だ。

サイオンは2012年、フォーミュラドリフトシリーズを引き続き沖縄県出身のケン・グシ(具志健士郎)選手とともに戦う。600psのモンスターFR-Sの活躍が注目される。

《森脇稔》

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