ロールスロイス、アジア好調で世界販売が過去最高…2011年実績

自動車 ビジネス 海外マーケット
ロールスロイスのフルラインナップ
ロールスロイスのフルラインナップ 全 1 枚 拡大写真

英国の高級車メーカー、ロールスロイス。現在、BMWグループ傘下にあるロールスロイスが2011年、同社の107年の歴史において、最高の販売実績を残した。

これは9日、ロールスロイスが明らかにしたもの。同社の発表によると、2011年1-12月の世界新車販売は、前年比31%増の3538台。これまでの最高記録だった1978年の3347台を、33年ぶりに更新したのだ。

原動力となったのが、中国を含むアジア市場での成長。アジア太平洋地域では、前年比47%増を達成。北米も17%増、中東も23%増と好調だった。また、地元英国は30%増。ロシアでは前年比2倍の伸びを示す。ロールスロイスによれば、各市場で『ゴースト』『ファントム』が支持されたという。

同社のトルステン・ミュラー・エトベシュCEOは、「2011年はロールスロイスの歴史に新たな成功を刻んだ1年。2012年は南米など、新たな市場を開拓していく」と述べ、さらなる販売台数の上乗せに意欲を見せている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
  2. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  3. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  4. 【スバル フォレスター 新型試乗】日本車の目覚しい進歩に舌を巻く…中村孝仁
  5. レクサスの最高峰セダン『LS』36年の歴史に幕、SNSでは「センチュリーが後継モデルに?」との期待も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る