【東京オートサロン12】住友ゴムブースに“1台2役”の FT-86

自動車 ニューモデル モーターショー
住友ゴム・ダンロップ&ファルケン(東京オートサロン12)
住友ゴム・ダンロップ&ファルケン(東京オートサロン12) 全 16 枚 拡大写真

東京オートサロン、住友ゴム工業のブースに、ちょっと面白い趣向の展示が登場。まもなく市販を迎えるトヨタ『86』/スバル『BZR』の原型車、トヨタ『FT-86』が飾られているのだが、車体の中央部を幕で仕切り、右側と左側でまったく異なるコンセプトを提示しているのだ。

「右半分はダンロップブランド。ストリートでのグリップ走行をモチーフにセットアップしています。左半分は(旧オーツタイヤの)ファルケンブランドで、こちらはドリフト、ドレスアップなど、エンターテインメントに振って演出してみました」(住友ゴム関係者)

ダンロップのほうは近日発売されるという新型ストリートタイヤ、ダンロップ『DIREZZA ZII』とレイズのホイールとの組み合わせで、サイズは前215/40R18、後225/40R18。これでも2リットル自然吸気のミドルクラスクーペとしては十分すぎるほどのポテンシャルだが、ファルケン側はサーキット専用タイヤ、ファルケン『ANESIS』をセットアップ。タイヤサイズは前225/40R18、後225/35R19だ。

タイヤ&ホイールのみならず、ブレーキエンドレスのキャリパーや大径スポーツマフラーなど、結構なモディファイが施されており、ストリート仕様86、BZRに乗りたいと考えているユーザーにはとくに興味深いモデルと言える。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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