フィアットグループオートモービルズジャパンは、東京オートサロン12に、アバルト『500CエッセエッセKONI仕様』と、アバルト『プント・スーパースポーツ』の2台を出品した。
アバルト500CエッセエッセKONI仕様は、12日に発売されたエッセエッセKONIキットを装着したモデルだ。
マーケティング本部プロダクト・マネージャーの海谷博樹さんは「アバルトにおいて、エッセエッセキットのビジネスは非常に重要な位置を占めるものと考えている」とし、このエッセエッセKONIキットは、「アバルト純正のパフォーマンスキットであり、快適性とベストハンドリングを両立したものとなっています」という。
このキットは、エンジンECUのアップデイトによるエンジンパフォーマンスの向上(標準車の140馬力から160馬力へ)や、ハイパフォーマンス仕様コイルスプリングの装着(20mmローダウン)、KONI社製FSDショックアブソーバーや1インチアップした205/40ZR17を装備し、走行性能の向上を果たしている。また、それにともない、ブレーキシステムも大幅に強化した。エクステリアは17インチ化されたアルミホイールが装着されたこのキットの価格は54万6000円となる。
参考出品のプントエボスーパースポーツは、「販売中の『アバルトプントエボ』をベースとし、70年代のクラシックアバルトをトリビュートしたエクステリアをまとったスペシャルモデルです。このモデルもエンジンがアップグレードされ、パワーが160馬力から180馬力へ。トルクは250Nmから280Nmとなります。また、足回りも専用のブラックホイールでコーディネートされています」とし、導入に関しては、現在準備をしている段階だと語った。