全体相場は反落。米大手格付会社がフランスを含むユーロ圏9か国の国債格付けを引き下げたことを受け、対円でユーロが急落。円高、欧州債務危機に対する警戒感、アジア市場の軟調などから、輸出関連株を中心に売りが先行した。
平均株価は前週末比121円66銭安の8378円36銭と反落。東証1部の売買代金は再び1兆円を割り込んだ。自動車株は総じて軟調。
トヨタ自動車が40円安の2597円と反落。ホンダも5円安の2548円と反落した。大手経済紙が「タイ工場の全面的な設備更新を実施する」と報じたが、改めては材料視されず。
軟調な銘柄が目立つ中、日産自動車が3円高の689円と続伸。日野自動車が5円高の479円、ダイハツ工業が7円高の1438円と堅調。いすゞが374円で変わらず。