13日午前5時30分ごろ、静岡県掛川市内の市道で、道路左側の路肩を歩いていた40歳の男性が、後方から進行してきた乗用車にひき逃げされる事故が起きた。男性は収容先の病院で死亡。警察は後に出頭してきた55歳の女をひき逃げ容疑で逮捕している。
静岡県警・掛川署によると、現場は掛川市大池付近。40歳の男性は犬の散歩を行っていたが、後ろから進行してきた乗用車にはねられた。
男性は全身を強打。近くの病院へ収容されたが、約12時間後に死亡。クルマはそのまま逃走したが、事故から約15分後に「人をはねてしまった」と55歳の女が警察に通報。警察はこの女を自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。男性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。
調べに対して女は「考え事をしながら走っていて、気がついたら衝突していた」などと供述しているようだ。警察では漫然運転と前方不注視が事故の主因とみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。