【デトロイトモーターショー12】現存最古のメルセデスベンツ SL …フルレストア披露
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これは、SLのデビュー60周年を記念して展示された1台。現存するSLとしては最古の1952年式『300SL』(W194型)を、ドイツのメルセデスベンツクラシックセンターがフルレストア。その美しい姿をデトロイトモーターショーで披露したのだ。
この1952年式300SL、排気量2995ccの直列6気筒ガソリンエンジンを搭載。最大出力170psを引き出し、1060kgの軽量ボディを230km/hまで加速させた。レストアされたのは、そのシャシーナンバー「2」。ナンバー「1」は廃車となって存在せず、このナンバー2が最古のSLとなる。
初代300SLは1952年、ルマン24時間耐久レースを制し、ミッレミリアでは2位と4位に入賞。モータースポーツの世界に、栄光の歴史を刻んだ1台である。
《森脇稔》