圧雪状態の踏切で立ち往生のクルマ、列車と衝突

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15日午前11時30分ごろ、青森県五所川原市内にあるJR五能線の踏切で、凍結路面でスリップした乗用車が立ち往生。通過中の普通列車と衝突する事故が起きた。運転していた女性は車外に脱出していて無事。列車の乗客乗員にもケガはなかった。

青森県警・五所川原署によると、現場は五所川原市下平井町付近にある踏切。警報機や遮断機が設置されている。乗用車は踏切を通過しようとしていたが、圧雪路面でスリップして身動きが取れなくなった。

他のクルマの運転者らがクルマを押して踏切外に出そうとしていたが、列車が接近。運転していた44歳の女性を含む全員がクルマから離れた直後、下り普通列車(深浦発/弘前行き、3両編成)が衝突した。

クルマは軌道外に押し出されて中破したが、女性らは無事。列車の乗客乗員約30人にもケガはなかった。

事故を起こしたクルマは冬タイヤを装着していたが、警察では路面がアイスバーンとなっていたことでスリップし、発進できなくなったものとみている。

《石田真一》

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