トラックにはねられた被害者の遺体、25km離れた場所で発見

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20日午前2時40分ごろ、神奈川県茅ケ崎市内の国道134号で大型トラックが横断中の歩行者をはねる事故が起きた。現場に被害者は見当たらなかったが、別のトラックが車体底部に引っ掛け、約25km離れた横須賀市内まで走行していたことが後に判明している。

神奈川県警・茅ケ崎署によると、現場は茅ケ崎市白浜町付近で片側2車線の直線区間。大型トラックを運転していた51歳の男から「人をはねたかもしれない」との110番通報が寄せられた。

これを受けた同署員が現場に出動。被害者の姿は見当たらなかったが、血痕があり、周囲に遺留物も散乱している状況から「人身事故自体は実際にあった」と判断。周辺捜索を開始したが、被害者は発見されなかった。

事故から約5時間30分後、約25km離れた横須賀市内川1丁目付近にある工場敷地内で、中型トラックの底部から頭部が欠損した男性の遺体を発見。このトラックを運転していた44歳の男性の供述から、茅ケ崎市内の国道134号を通過していたことが判明した。

警察ではこの遺体が茅ケ崎事故の被害者と判断。茅ケ崎の現場で回収した遺留品から、同市内に在住する42歳男性とほぼ断定した。

また、通報してきた男は一時的に現場を離れていたことが判明。被害者の救護を怠ったことがひきずり事故につながったとして、同日深夜に男を自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕。中型トラックの運転者からも同容疑で事情を聞いている。

警察では他にもひきずり事故を起こした車両が存在する可能性も高いとみて、事故当時の通過車両割り出しも同時に進める方針だ。

《石田真一》

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