ダッジブランドの小型セダン、『ダート』を発表したばかりのクライスラーグループ。同社が今度は、小型ハッチバック車の開発に乗り出す可能性が出てきた。
これは22日、『デトロイトフリープレス』が報じたもの。同メディアのインタビューに応じたクライスラーグループのセルジオ・マルキオンネCEOは、クライスラー『100』と呼ばれる小型ハッチバック車の市販化を検討していることを明かしたという。
このクライスラー100、『300』(日本名:『300C』)や『200』の下に位置する同ブランドの入門車の役割を担うモデル。ガソリン価格の上昇を受けて、強まる消費者の小型車シフトへの対応が狙いと見られる。
マルキオンネCEOは、「量産化の最終決定は下されていない」とした上で、「クライスラー100は欧州市場へ、ランチアブランド車として輸出するつもりだ」と話したという。