環境注力イメージ企業、トヨタ自動車がトップ…MM総研調査

自動車 ビジネス 国内マーケット
トヨタ・プリウス
トヨタ・プリウス 全 1 枚 拡大写真

MM総研は26日、インターネットアンケート・サービス「gooリサーチ」の一般消費者会員モニターを使い、全国1078人を対象とした「環境対策に関する消費者意識調査」第4回を実施し、結果をまとめた。

ウェブアンケートの結果によると、環境対策に力を入れていると感じる企業は、1人5社までの記述式回答で290人(26.9%)から支持を獲得した「トヨタ自動車」が、昨年に続きトップ。2位は161人(14.9%)の「サントリー」、3位は110人(10.2%)の「パナソニック」が入った。

トヨタ自動車を支持した理由は「ハイブリッドカー(『プリウス』)を販売している」という回答が、前回同様ほぼ全てを占めた。ただし、支持率は前回から約10ポイント減少。ハイブリッド効果の一服感と、より環境性能の優れた電気自動車の評価が高まってきたことが考えられると同社は指摘している。

前回躍進した自動車メーカーだが、今回の調査ではトヨタ自動車をはじめ、全体的に評価が下がる傾向が見られた。本田技研工業は前回の5位から7位、前回12位の三菱自動車は21位と大幅に順位を下げた。その中で日産自動車は前回から0.1ポイントと若干ではあるものの増え、本田技研工業を抜き5位となった。

また、環境問題に対する関心度は、「非常に関心がある」が16.6%、「やや関心がある」が57.2%で両者を合わせて約74%が環境問題に対する関心を示した。これは前回に比べて6ポイントの減少。調査開始以降初めて80%を下回った。

さらに「多少値段が高くても環境に良い商品を選ぶ」では、「あてはまる」「ややあてはまる」が合わせて4ポイント減の約39% 、「コストや手間がかかっても環境によい商品を選ぶ」は「あてはまる」「ややあてはまる」あわせて7ポイント減の約30%と、全体的に環境問題への関心度が前回と比較して大幅に下がった。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 電動モビリティ「ブレイズ」、名古屋本社で試乗体験会開催へ…新商品「スタイル e-バイク」も
  2. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  3. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  4. トヨタの新型『ヤリスセダン』がタイで登場!「アティブ HEV」にはGRスポーツも
  5. 「完璧なフルモデルチェンジ」三菱『デリカミニ』が2代目に! 可愛さも機能も大幅進化で「後世に受け継がれる名車」と話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る