炭素繊維強化プラスチック関連技術、東レが総合力トップ…パテント・リザルト

自動車 ビジネス 企業動向
東レ(オートモーティブワールド12)
東レ(オートモーティブワールド12) 全 1 枚 拡大写真

特許の分析や競合調査をおこなっているパテント・リザルトは、炭素繊維強化プラスチック関連技術について、参入企業に関する調査を実施し、その結果をまとめた。

炭素繊維強化プラスチックは、軽量、高強度でしなりが少ないという特徴を持ち、航空機や自動車など輸送機器用の材料として、近年注目を集めている。

今回の調査では、1993年から2011年11月末までに日本の特許庁で公開された関連特許2676件を対象に、特許の質と量から総合的に見た評価をおこなった。

結果、「総合力ランキング」では、1位が東レ、2位が帝人、3位が三菱レイヨンとなった。

1位の東レは、出願件数、総合力ともに圧倒的な強さを見せている。同社は総合力で常にトップを走っているが、近年さらに競争力を高め、他社を大きく引き離している。注目度の高い特許には、「安価で高い強度特性を発揮する補強織物」に関する技術などがある。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  2. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
  3. 三菱ふそう、『スーパーグレート』3万1122台をリコール…ACMブラケットに不具合
  4. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  5. ジープ『グラディエーター』、カナダで約120万円値下げ…2026年型を年内発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る