東洋ゴム、中国で自動車向けウレタンフォームを製造する合弁会社を設立

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東洋ゴム工業は、広東時利和汽車実業(TGPM)と、自動車などの輸送機器向けにウレタンシートクッションを製造する合弁会社を設立することで合意した。

ウレタンシートクッションとは、乗用車や二輪車等の座席シートに使用される軟質ウレタン製部品で、東洋ゴムは保有する高度なウレタン材料技術を活用し、軽量化や乗り心地向上など、付加価値の高い製品を製造してきた。

TGPMは、中国・広東省佛山を中心とした華南地区でボディーシーラーの製造とカーディーラーを展開している。

今回、中国市場で付加価値の高いウレタンシートクッション事業の市場参入を目指す東洋ゴムと、新規事業参入で自動車メーカーとの取引拡大を図るTGPMとの事業戦略が一致した。

新会社は「佛山東洋時利和汽車零件」で資本金は約6億円。東洋ゴムが60%、TGPMが40%出資する。2013年4月から生産を開始して2017年度に売上高13億円を見込む。

《レスポンス編集部》

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