東レ、英ゴードンマレーデザインと技術提携

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東レ・ブース、ゴードン・マレー氏と後藤氏が来場(東京モーターショー11、2日)
東レ・ブース、ゴードン・マレー氏と後藤氏が来場(東京モーターショー11、2日) 全 6 枚 拡大写真

東レ株式会社(以下、東レ)は26日、英国のゴードンマレーデザイン社との間でテクニカルパートナーシップを締結すると発表した。

東レは2011年9月、2シーターオープンのコンセプトEV、『TEEWAVE(ティーウェイヴ)AR1』を初公開。同車はゴードンマレーデザイン社に、設計を依頼した完成した1台だった。それが縁となり、今回の技術提携が実現した。

両社のテクニカルパートナーシップでは、ゴードンマレーデザイン社の効率的な特許生産手法、「i-Stream(アイ・ストリーム)」の推進に向けて、材料技術などの面で協力。さらに、自動車や他の産業の発展に貢献する材料や工法の共同研究&開発といった重要分野での協同も目指す。

また、この技術提携の締結は、CFRP(カーボンファイバー強化樹脂)などの先端材料に関する大量生産技術の開発や、熱可塑CFRPの主構造への適用の促進、高度な衝突安全構造の実現に向けて、両社が持つコア技術を融合する機会にもなるという。

東レは「軽量化や効率化、コスト低減、安全性や持続可能性の向上といったさまざまな分野において、今後さらなる目覚ましい成果がもたらされるように協力していく」と説明している。

《森脇稔》

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