ホンダは1日、米国オハイオ州のアンナ・エンジン工場に9800万ドル(約75億円)を投資すると発表した。
今回の投資は、次世代のトランスミッション生産に備えるのが目的。アンナ工場ではエンジンのみならず、パワートレイン関連部品も生産。同じくオハイオ州のラッセルズポイント工場で生産を予定している次世代トランスミッション用の部品を、アンナ工場から供給する。
この次世代トランスミッションは、CVT。ホンダの次世代環境技術、「EARTH DREAMS TECHNOLOGY」を採用したCVTだ。ミッドサイズ車に搭載した場合、現行の5速AT比で約10%の燃費改善効果が見込めるという。
この新型CVTは、米国で現地生産される次期『アコード』(日本名:『インスパイア』)に搭載されることが決定している。