暴行による受傷を交通事故に偽装? 傷害容疑で男を逮捕

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新潟県警は1月31日、知人に殴る蹴る等の暴行を加え、意識不明となる重傷を負わせたとして、佐渡市内に在住する30歳の男を傷害容疑で逮捕した。交通事故による受傷と偽装した疑いもあり、警察は暴行に至った経緯を調べている。

新潟県警・佐渡西署によると、傷害容疑で逮捕された男は1月31日の午前3時30分ごろ、佐渡市内を走行中の軽乗用車において、このクルマを運転していた21歳の男性と口論に発展。男性を車外に引きずり下ろして殴る蹴るの暴行を加え、頭部強打で意識不明となる重傷を負わせた疑いがもたれている。

男は意識を失ったままの男性をクルマの後部座席に乗せ、自ら運転。約10分後に佐渡市八幡付近でクルマをブロック塀に衝突させる事故を起こした。事故後、別の知人を現場に呼び、この知人のクルマに男性を乗せて病院へ搬送したという。

病院は「知人が交通事故を起こした」という男の申告で治療を行ったが、事故よる受傷とは考えられないものがあり、「暴行事件の疑いがある」として警察に通報。これを受けた警察が任意で事情を聞いていたところ、男が「口の利き方が気に入らないので殴った」と暴行容疑を認めたことから、同日夜に傷害容疑で逮捕している。

調べに対して男は「飲酒運転中に事故を起こした」などとも供述しており、警察では事故が故意だったのか、それとも飲酒の影響による偶発的なものだったのかについて調べを進めている。

《石田真一》

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