ミネベア第3四半期決算…当期赤字に転落 タイ洪水などの影響

自動車 ビジネス 企業動向
タイ、ロッブリ工場
タイ、ロッブリ工場 全 1 枚 拡大写真

ミネベアが発表した2011年4〜12月期(第3四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比61.6%減の69億0300万円と大幅減益となった。

売上高は同7.8%減の1891億6400万円となった。主力のボールベアリングは、東日本大震災の自動車減産の影響から徐々に回復したものの、タイの洪水で2拠点が浸水被害を受け操業停止を余儀なくされたことなどが影響した。

操業停止や円高の影響で経常利益は同67.8%減の53億5600万円だった。さらにタイの洪水による操業低下期間中の固定費を特別損失に計上したことなどから、当期損益は2億8500万円の赤字となった。

通期業績見通しは、タイの洪水の影響などを織り込み下方修正した。売上高は前回予想より80億円マイナスの2550億円、営業利益は25億円マイナスの95億円、経常利益が30億円マイナスの70億円に下方修正した。最終利益は50億円と前回予想を据え置いた。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. 『ジムニー/ジムニーシエラ』のコックピットをかっこよく進化! 簡単取付けのデジタルメーターが新発売
  4. 2031馬力をMTで操る!? 世界に1台のハイパーカー『ヴェノムF5』が爆誕
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る