メルセデスベンツ世界販売、記録更新…1月実績

自動車 ビジネス 海外マーケット
メルセデスベンツCクラス
メルセデスベンツCクラス 全 3 枚 拡大写真

ダイムラーは3日、メルセデスベンツ乗用車(スマートを含む)の1月世界セールスの結果を発表した。総販売台数は、1月としては過去最高の9万4526台。前年同月比は5.8%増と、27か月連続で前年実績を上回った。

ブランド別では、メルセデスベンツが前年同月比5.1%増の8万6921台。スマートは7605台を販売し、前年同月比は13.7%増と4か月連続の前年実績超えだ。

市場別では、西欧が前年同月比5.7%増の3万4205台と2か月連続で増加。このうち、地元ドイツは14%増の1万2627台だった。一方、これまで好調だった中国(香港を含む)は、1万4463台にとどまり、前年同月比は7%減とマイナスへ転じる。

また米国は、前年同月比23.8%増の2万0306台と、5か月連続で前年実績をクリア。ロシアは41.7%増、インドが17%増となるなど、いわゆるBRICs諸国では、引き続き好調だ。

メルセデスベンツブランドでは、『Cクラスセダン』が、前年同月比4.3%増の1万8235台と好調。『Cクラスステーションワゴン』は10.8%の伸びを示した。『Sクラス』も、0.4%増の5302台を売り上げる。

SUVでは、『Mクラス』が新型を投入した効果で、前年同月比15.2%増を記録。『Gクラス』は17.1%増、『GLクラス』も9.6%増と伸びた。

同社のヨアヒム・シュミット販売担当副社長は、「2011年も好調なスタートを切った。2012年は再び、過去最高の新車販売を目指す」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. あさひ、通勤向け電動アシスト自転車「OFFICEPRESS-e」モデルチェンジ…安全性と整備性を向上
  2. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  3. ジープ初の1.6リットルターボハイブリッド搭載、SUV『チェロキー』新型が四角い新デザインで登場
  4. ルノーの新デザイン言語採用、小型SUV『キガー』改良新型をインドで発表
  5. 『バンディット』のフロントマスクは「打ち上げ花火」!? スズキ『ソリオ』開発デザイナーが語るマイチェンへの葛藤と探求
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る