[帰省]長時間の移動や出費が「しんどい」49.6%

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長時間の移動や旅費の出費が“しんどい”と思ったことはありますか?
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 ロジクールとアイシェアは長期休暇時における家族とのコミュニケーションについて共同調査を実施、6日にその結果を公表した。Webカメラ「ロジクール HD プロ ウェブカム c920」の発売を機に実施したもので、20代~40代の既婚者で、小学校低学年以下の子どもを持つ有職者の男女699名から回答を得た。

 まず、自身や配偶者の両親・兄弟など離れて暮らす家族が「いる」としたのは85.0%。このうち、年末年始などの長期休暇に、離れた家族に「必ず会いに行く」と答えたのは47.0%。「会いに行くことが多い」は34.2%、「会いに行くが頻度は少ない」は15.7%と、合計96.8%が「会いに行く」と回答した。

 次に、一度の長期休暇で離れて暮らす家族と平均何時間を過ごせているのか尋ねたところ、最も多かったのは「1日~2日未満(20.7%)」。以降「2日~3日未満(17.0%)」「2時間~5時間未満(17.0%)」「3日以上(14.4%)」となり、回答が大きく分かれた。この時間を一緒に過ごすため、往復移動する時間の平均は「4時間未満」が合計72.0%、「4時間以上」が合計28.0%となっている。

 さらに、実際に離れて暮らす家族に会いに行くのは楽しみだが、長時間の移動や旅費の出費が“しんどい”と思ったことがあるか尋ねたところ、「ある」と回答した人は半数近くの49.6%。移動に「4時間以上」費やしている人では78.3%、実に8割近くが“しんどい”と感じていた。会いたい気持ちとは裏腹にストレスとなっている人が多いようだ。

 逆に「毎回会いに行けない」人達に、会いに行けない場合に電話やメールなど他の手段でコミュニケーションを取っているか尋ねると、「必ず取っている」としたのは全体の20.6%で、「取ることが多い」が34.6%となった。

 長期休暇に離れた家族に会いに行けない場合、どのような手段を取りたいと考えているのか、過去の利用の有無を問わずに複数回答で答えてもらったところ、1位となったのは「電話」で全体の83.8%。2位は「メール」で47.9%。3位は「Webカメラ(ビデオ通話)」で17.5%という結果になった。Webの普及により、家族とのコミュニケーションは多様化していることがこの調査結果からも分かる。

 なお、家族に会いに行くための往復移動時間が「4時間未満」の人では「Webカメラ(ビデオ通話)」は13.3%だったが、「4時間以上」の人では27.0%と13.7ポイント上昇した。特に遠距離に住む家族ではWebカメラのニーズが高いことが明らかになった。

長期休暇の帰省、長時間の移動や出費が「しんどい」49.6%……ロジクール調べ

《冨岡晶@RBB TODAY》

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