曙ブレーキ第3四半期決算…最終赤字10億円、震災・円高が影響

自動車 ビジネス 企業動向

曙ブレーキ工業が発表した2011年4〜12月期(第3四半期)の連結決算は、四半期純損益が10億4500万円の赤字となった。前年同期は59億3400万円の黒字だった。

売上高は、震災による操業度の低下や円高の影響で、前年同期比7.5%減の1590億9100万円となった。

利益面も減収に加え、原材料コストや人件費の増加、北米での不採算ビジネスの受注増により悪化。営業利益は同76.5%減の25億3200万円、経常利益は同86.6%減の12億5900万円だった。

通期業績見通しは、製品構成の変動に伴う限界利益率の悪化や震災復旧の関連費用の増加を見込んで修正した。売上高は前回予想から10億円増の2090億円、営業利益は35億円減の35億円、経常利益は37億円減の18億円とした。最終損益は20億円の黒字を下方修正。30億円の赤字となる見通し。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【BMW R1300RT 試乗】200km/hクルーズの快適さは、もはや飛行機レベル…佐川健太郎
  2. 名車「964型ポルシェ 911」を最新の姿に甦らせる、シンガーが最新レストア作品披露へ
  3. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  4. ハイレベルなサウンドカーが全国から集結!『第12回ヨーロピアンサウンド カーオーディオコンテスト』注目車レビュー Part 1
  5. BYDのプレミアムブランド「DENZA」、グッドウッド2025で英国デビューへ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る