【新聞ウォッチ】マツダ、不人気ディーゼル復権の“火付け役”になれるか?

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マツダCX-5発表会、山内社長
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2012年2月17日付

●GM最高益、ビッグ3黒字(読売・2面)

●電機・車労組定昇攻防、春闘、経営側は慎重(読売・8面)

●オリンパス損失隠し先へ出資、社長就任前に提案(朝日・1面)

●マツダ、新車に社運、エコ新技術、共通化進め(朝日・10面)

●三菱自動車用の車載電池を増産、新工場建設、年15万台分へ(朝日・10面)

●自工会長、電気料金値上げに不満(毎日・6面)

●「第3」のエコ技術応用加速、ダイハツ、スズキ他車にも搭載(産経・10面)

●低燃費車三つどもえ、ディーゼル再評価、軽は30キロ超え、ハイブリッドに迫る(日経・1面)

●ブリヂストン経常最高益、今期2500億円、値上げ浸透、10円増配(日経・15面)


ひとくちコメント

「日本でディーゼル市場の創造に挑戦する」と、自信たっぷりに宣言したのはマツダの山内孝社長。新型SUV(スポーツ用多目的車)『CX-5』を発売したが、月販目標1000台のうちの半分は、国内のSUVでは最高の燃費性能を達成したクリーンディーゼルエンジン搭載のディーゼル車の販売を見込んでいるという。

これまで低燃費のエコカーというば、ハイブリッド車やガソリン車でも1リットル当たりの燃費性能が30kmを超える軽自動車などがもて囃されて、ダーティなイメージだったディーゼル車の話題はなかなか取り上げられることはなかった。

それが一転して、きょうの各紙は「ディーゼル」のオンパレード。日経は「低燃費車三つどもえ、ディーゼル再評価」と、1面トップで取り上げたほか、産経は「ディーゼルで勝負」、東京は「ディーゼル車復権再挑戦」と、「ディーゼル」の大きな活字がおどる。

その火付け役はマツダで、「CX-5は国内メーカーが戦略車として本格的に売り出す初めてのディーゼル車」(読売)だからだ。しかも「歴史的な円高で業績悪化に苦しむマツダが、反転攻勢の足がかりをつかもうと、世界で販売する戦略車」(朝日)と、社運がかかっていてるだけに新車投入への意気込みも半端ではない。

ただ、発表会場のホテルに展示されていた数台の色違いのCX-5を眺めていると、ディーゼル車とガソリン車の外観の違いがわからない。電気自動車やハイブリッド車のような独特のロゴも見当たらない。ディーゼルの「市場創造」を先導するのであれば、デザイン面でも一目でディーゼルとわかるような堂々とアピールする姿勢も大切だ。

《福田俊之》

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