ジャガー Eタイプ は寿命59年分 映画『TIME/タイム』

モータースポーツ/エンタメ 映画
『TIME/タイム』
『TIME/タイム』 全 13 枚 拡大写真

人間の成長は25歳でストップする。世界を支配しているのは“時間”だった---。画期的なシチュエーションとクールなビジュアル、“時間”に追われて生きるすべての人に贈る、ノンストップ・アクション・サスペンス映画『TIME/タイム』。

【画像全13枚】

人類が科学技術によって老化を克服した近未来。25歳で生体成長が止まると余命は1年。寿命を延ばすためには“時間”を買わなくてはいけない。裕福な者は永遠に生き続け、貧しい者は明日の“時間”を買うための労働を強いられる。

そんな世界の謎に1人で挑む“貧しい世界”の男と、その男に惹かれていく“富める世界”の女。2人は、タイムキーパーの追跡と余命のカウントダウンから逃れ、自由を手にすることができるのか?

監督はデジタル時代の真実をあぶり出す鬼才アンドリュー・ニコル。主演は『ソーシャル・ネットワーク』のジャスティン・ティンバーレイク、共演は『マンマ・ミーア!』のアマンダ・セイフライド。

劇中に登場する車が1960〜70年代のビンテージカーというのも見どころだ。主人公が“寿命59年”と引換に購入するのは70年代のジャガー『Eタイプ』。タイムキーパーたちが乗るのはダッジやプリムスなど、60〜70年代のアメリカンマッスルだ。

ビンテージカーを採用した理由を監督のニコルは次のように話す。「貧しい者は新しい“何か”を作り出す余裕を持てず、新しい車も新しいテクノロジーも生まれない。金持ちには何かをやろうという動機がない。100年後も自分は生きているのに、新しい車を発明する意味があるのか?」。

『TIME/タイム』は2月17日(金)より、全国ロードショー。配給は20世紀フォックス映画。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 初代『NSX』が現代に甦る、ピニンファリーナデザインのスーパーカー「Tensei」発表…伊JAS
  2. トヨタがスーパーカー『GR GT』発表、4リットルV8ツインターボで650馬力以上…オールアルミ骨格採用
  3. 日産、新型コンパクトSUV『カイト』発表…新デザイン言語を反映
  4. カモフラもすごいが車内も衝撃!? 最新メルセデスベンツ『Sクラス』はハイパースクリーンを採用
  5. 【BMW 120d 新型試乗】BMWのディーゼルが凄いことになっている!…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る