伝説の人物が語る「ベッテルは現代に蘇ったファンジオ」

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ファンジオ(1955年F1アルゼンチンGP)。マシンはメルセデスベンツW196R
ファンジオ(1955年F1アルゼンチンGP)。マシンはメルセデスベンツW196R 全 4 枚 拡大写真

F1史上にその名を残す5冠のチャンピオン、ファン・マヌエル・ファンジオと1950年代にライバルとして競い、1955年にはメルセデスでチームメートになったスターリング・モスが、「ベッテルの強さはファンジオに比肩する」と語った。

「まさに現代のファンジオだ。彼の強さの理由は、天賦の才としか私には言いようがない。ベストである彼が、ベストの機材を与えられている事実もレースの神からの贈り物だと言うべきだろう」

「ファンジオは自らが欲する物をすべて手に入れ、私は残された物を手に入れたんだ(笑)」

では、イギリスを代表するジェンソン・バトンとルイス・ハミルトンはどうなのか? 残念ながらモスによれば、「ベッテルだけが別格」なのだそうだ。

「ルイスは時々だが、予想しがたいことをやらかす。だから自分の金を賭けるとすればジェンソンになる。雨天のタイヤ交換のタイミングとか、判断力でジェンソンの方がルイスより優るというのが私の意見だ」

82歳のレーシングレジェンドは、ベッテルの人格やチャンピオンという立場での振る舞いにも感服しているそうだ。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  2. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  3. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  4. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  5. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る