GMとPSAの提携交渉が表面化、3月上旬にも合意?

自動車 ビジネス 企業動向
プジョー208
プジョー208 全 3 枚 拡大写真

ゼネラルモーターズ(GM)とPSAプジョーシトロエン・グループが、資本提携を含めた提携協議していることが明らかになった。

[GMオペル・アンペラ]

PSAは、2010年ごろに電気自動車などのOEM事業などで提携していた三菱自動車と資本提携を交渉していたが、条件などが折り合わず、資本提携に至らなかった。PSAは環境技術を確保するため、グループ戦略を模索していた。

一方のGMは経営破たん後、工場閉鎖や人員削減によるリストラを断行、米国やアジアで販売を伸ばして業績は順調に回復している。ただ、欧州子会社のオペルの立て直しが急務といなっている。

PSAは米国市場への進出が遅れており、GMとの提携で地域的な相乗効果が得られる可能性がある。GMとしてもオペルの再建にPSAの力を借りることが可能になるなどのシナジー効果が見込まれる。

両社は資本提携の最終合意に向けて交渉を本格化させている模様で、早ければ3月上旬にも合意するとの観測も出ている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「デザイナー天才」とSNSで話題! 熱帯雨林モチーフのポルシェ“オセロット”発表「内装の作り込みがすごい」
  2. 三菱の新型SUV『デスティネーター』、最高の安全性評価…ASEAN NCAP
  3. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…土曜ニュースランキング
  4. 【マツダ CX-5 新型】後席はマツダ車トップクラスの快適性、研ぎ澄ませた「3つの価値」とは
  5. 三輪EV『coffret』、ヤマダデンキ横浜本店で販売開始…試乗も可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る