【ジュネーブモーターショー12】日産、ハイクロス発表…HVクロスオーバーコンセプト

自動車 ニューモデル モーターショー
日産ハイクロス・コンセプト(ジュネーブモーターショー12)
日産ハイクロス・コンセプト(ジュネーブモーターショー12) 全 19 枚 拡大写真

日産自動車は6日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー12において、『ハイクロス・コンセプト』を初公開した。

同車は、日産の次世代クロスオーバー車の方向性を示唆した1台。欧州Bセグメントに『ジューク』、Cセグメントに『キャシュカイ』(日本名:『デュアリス』)などを擁する日産が、さらなるクロスオーバー車のラインナップ拡大を狙って提示したのが、ハイクロス コンセプトだ。

外観は日産のデザインアイデンティティに、新しい要素をミックス。フロントはスタイリッシュな新型ヘッドライトを採用し、特徴的なV字型グリルによる表情を構築している。ボディサイズは全長4660mm、全幅1850mm、全高1670mm、ホイールベース2780mm。室内は3列シートを備え、7名乗車を可能にする。

パワートレインには、日産の新世代ハイブリッドを搭載。これは直噴2.0リットルガソリンエンジンに新開発の小型リチウムイオンバッテリーを組み合わせたシステム。日産によると、排気量2.5リットル相当のパフォーマンスと、コンパクトカー並みの環境性能を両立するという。

また、このハイブリッドパワートレインは、FF車用の新技術を、4WD用に変更したもの。新世代エクストロニックCVTと組み合わせた、1モーター2クラッチ方式となる。新世代エクストロニックCVTは、従来のCVT比で、10%の燃費改善をもたらすとのこと。

日産は現時点で、このハイクロス・コンセプトの市販化計画を公表していない。デザインや技術は、次期『エクストレイル』に反映されると見られている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
  2. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. メルセデスベンツの新型高級ミニバン『VLE』、プロトタイプの写真を公開
  5. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る