日本のもの作り、ジャパネット高田社長「伝える力が弱くなった」

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MiEVパワーボックスの発表会のようす
MiEVパワーボックスの発表会のようす 全 12 枚 拡大写真

ジャパネットたかたの高田明社長は、三菱自動車が9日発表した『MiEVパワーボックス』の発表会に登場し、日本のもの作りについて「伝える力が弱くなった」との考えを語った。

同発表会で開催されたトークショーの中で、高田社長は「日本のもの作りが弱くなったとか昨今いわれるが僕はそう思っていない。なにが弱くなったかというと、伝える力が弱くなったと思っているんです。伝えるというのは企業だけでは難しい、行政とか国民の皆さん関わる人全部が力を合わせて、素晴らしいもの作りを伝えていかなければならない」と述べた。

ジャパネットたかたでは過去3回TVショッピングでEVを紹介し実際に70台を販売、高田社長はその経緯から同発表会に参加した。今回発表された、MiEVパワーボックスは、EVの駆動用バッテリーに蓄えられた電力の一部を、交流100Vで最大1500Wまで取り出すことができる装置。

同商品について、高田社長は「商品って夢がないといけないが、夢だけでなく希望もあると思いました。今、お客様が何を求めているかというと、“もっと知りたい”ってこと。電気自動車って、MiEVパワーボックスってなんだろうとか、そういったことを紐解いていって一般の皆さんに解りやすく伝えることが、こういう商品の普及に繋がるのではないかと思っていて、私の立場としては電気自動車の世界をもっと知ってもらう役割を果たせたらいい」と語った。

また、「震災後、平泉や松島へ中継車で行ったんですが、これを持っていけたらいいなと思いました、松島の前でTVショッピングができたら全く違う世界が広がる。医療の世界でも患者さんを運ぶのではなく、電源があればお医者さんがそこに行くことができる。そういったことを想像すると、今日の商品はすごく夢と希望を与えてくれると感じました」と感想を述べた。

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