カスタマーカーはF1を目指すイタリアの若者のために

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
モンテゼモーロ
モンテゼモーロ 全 2 枚 拡大写真
フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ社長がカスタマーカー論争の再燃に興味を示したようだ。F1グリッドにイタリア人が復帰する上で追い風となるというのが彼の主張だ。

「イタリアの若者にチャンスが全くないのはとても重大な問題だ。マイナーフォーミュラから這い上がった優秀なイタリア人3人の名前は挙げられるが、次がいない」

「今はテストが厳しく規制されているから、若手をテストに呼ぶこともできない。フェラーリ『458GT』でレースに出してやれたとしても、F1との隔たりはあまりにも大きいよ」

「私のアイディアはこうだ。マイナーチームにイタリア人のドライブを条件に前年のフェラーリを供与する。どうだい? 名案だと思わないか?」

シーズン中盤のテスト拡大も彼の主張だ。

「フェラーリの場合は、正直、ニューカーの評価や開発が不十分で、走行距離自体が足りていない。テストが非常に少なく、あっても公開だしね。この問題はもうしばらくしてから大々的に議論するよ。テストもできず革新的な技術も現れないままF1が衰退する姿は見たくない。コスト削減は避けて通れないテーマだが、新しいテクノロジーを犠牲にするのには賛成できないよ。単純なバジェットキャップという発想だけではF1が駄目になるということだ」

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  5. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る